ホテルや旅館に泊まると、チェックアウトが10時か11時、同日の14時か15時がチェックイン時間となっております。同日に宿泊者が入れ替わる感じですね。
民泊認定の場合、7日間以上の賃貸借契約を締結することになるので、滞在者が帰った後、同日に別の滞在者を受け入れて良いのか?
という問題があります。
大田区申請窓口に確認したところ、これはOKとのことでした。賃貸借契約に契約終了時間(チェックアウト時間)などの記載を入れた方が良さそうです。
稼働率を上げるには、隙間なく予約を入れないといけませんので、1日たりとも無駄にできません。
ホテルの場合、繁忙期だと1年前に満室になることもあります。つまり、近い日から予約が入るとは限りません。特区民泊の場合、7日間以上の滞在が条件のため、予約と予約の間が6日間空いたとしても、予約を受け付けることはできないのです。このように部屋は空いているのに売れないという事態が生じます。
1週間単位で販売をするとか、複数の物件を保有して、到着時に物件を指定するなど(このやり方が合法なのかは不明ですが)の工夫がなければ稼働率を上げることは難しいのではないでしょうか。